沈みゆく太陽　追い越してみたい

なんとか気分激悪を乗り越え、
車内、一人でテンション高い僕。22歳女子、独身。
だってだって、楽しみなんだもーん。

車は都内に入り、関越道へ。
気付くと、運転手のMさん以外寝てるし・・・・。
話相手がいなくなったワタシは景色を見る。見る。見る。飽きずに見る。

5時過ぎ、空も明るくなってきた頃が一番綺麗だったなぁ。
考えてみると、田舎って言ったら失礼かもしれないけど
都会以外で雪景色を見るの初めてなんですよ。
もちろん雪山なんて生まれて初めて。
だからかなー、すごい嬉しくてニヤニヤしてました。

ちらほら仲間が起き始め、車内が盛り上がり始めました。

そして9時ちょっと前ゲレンデに到着！
今日向かったのは群馬県、水上宝台樹スキー場。
いやーーーーーん、雪山！！！！！！！！！！！！！！！

とりあえず滑ったんですけどね。
奥深ぇな、スノボ・・・・・。

だって起き上がれないんだもん。
もうどう頑張っても起き上がれない、立ち上がれない。
なんとか引っ張ってもらって立ち上がるものの
ちょっと滑ったところで止まれずに転ぶ。＝またしても立ち上がれない。

この繰り返しで3時間弱。
そろそろ、イヤんなってきたよ〜。

ここから、かなこの思想世界始まりました。
思想世界つっても、ただ深く考えただけなんですけど。

とりあえず今までの人生を考えて（スケールでけぇな）
出来ないことを頑張るよりも、出来るものを伸ばす方が得意。
てゆーことは、立ち上がらなくていいじゃん！と。
でも立ち上がらなければ滑れないじゃん！と。

んで、どうにかして立ち上がろうと考えた結果、
まずうつ伏せになって立ち上がることを習得。
そしてボーゲン直滑降バージョンを習得。

とりあえず仲間達には「習得する順番ちげ〜よ〜！」と
笑われましたが、んな順番気にする必要ないだろ！と。

テニスに例えると、フォア打てないのにバック完璧に出来ちゃった、みたいなね。

たとえ順番間違っても、やっぱり滑れると楽しい！
とりあえず昼ゴハン食べたあと、突然ボーゲン直滑降を習得したものですから
午前中は最高に不機嫌だったのに、もうワクワク君です。
楽しくて仕方がない。

そんなワケで16時半終了。
すでに身体は痛かったものの、満腹！最高ね！最高アルヨ、スノボ。

これを機にハマりました。
ボードをレンタルするのが、恐ろしく煩わしいので
来シーズンは買うね。買っちゃいます。
買うとしたら、もうアレしかありません。
すでにワタシの中には1つのボードしか浮かびあがってきません。

とりあえず、無知なワタシに色々伝授してくれた
仲間達に感謝。

寝不足＆疲れマックスなのに一人で運転頑張ったMさんにはもっと感謝。
ずぅぅぅぅぅーーっと、見捨てず付きっきりで教えてくれたサキちんにも感謝。
高速代などワリカンしたときにお金が足らず、貸してくれたUさんにも感謝。
華麗な滑りで、ワタシを心からウットリさせてくれたDさんにも感謝。
帯状疱疹真っ最中なのに、ベビーピンクのウェアで姫っぷり爆発なIさんにも感謝。

あ、初めてリフト乗ったらグローブ落としました。テヘ。
拾いに行ってくれたMさんには、尚更感謝。